1月も半ばを過ぎ、あと2か月と少しで新年度がスタートします。新年度がスタートすれば職場も新しいメンバーが入ってくる所もあります。中途社員や異動の方、そして現在、学生である新入社員の方々です。職場に受け入れる側としてもその準備に追われている人事担当者の方々もいるのではないでしょうか?
もちろん、受け入れる側としては不安なこともあるでしょうが、それは入ってくる側の新入社員にも言えることです。特に学生から社会人という大きな環境の変化を抱える新入社員は『そんなこと不安に感じてるんだ?』とこちらとしては特に気にも留めないところで不安を感じる場面があるかもしれません。
ではそんな新入社員を受け入れる『初日』の準備のポイントなどをみてきましょう。
一つ目は『ウェルカムボード』です。
模造紙や色紙を使って、「ようこそ!」「これからよろしく!」「一緒にがんばろう!」という簡単なメッセージでいいので新入社員を職場全体が歓迎しているということを伝えるため多くの職場が採用しています。特にどんな人かまだわからないしと思わず、作成してみましょう。
二つ目は、「初めて職場に来た日に困ったこと」を今のメンバーにヒアリングし、それを解消することです。例えばよくあるのは、休憩の取り方、トイレや自販機の場所、お昼をどうするか、服装など、自分から切り出しにくい話題です。特に『帰る時にどのタイミングで帰ってよいかわからなかった。』とそんなことかと思うようなことでも不安に感じているものです。社会人経験がある人にとっては「あたりまえ」のことも、初めて社会に出るとわからないことも多いということを知っておきましょう。
三つ目は、質問できるタイミング、人を準備しておくということです。最初はわからないことだらけで不安なものです。そんなこと『常識の範囲内で考えればわかるでしょ。』と言われたくないために聞くことにも躊躇してしまう人もたくさんいます。まずは聞きやすい環境を意図的に作ってあげることが大事です。
以前に比べ社会の離職率も高くなりつつあります。さらにこれからは高齢化が進み、若手の採用は難しくなると言われています。そうなると、採用した人が定着し、実力を発揮できる環境を提供できるかどうかが、企業側に求められています。
そうした課題に向き合い「あの会社に入りたい」と言われる会社がやっていることは、一人一人のちょっとした気遣いです。新しい仲間が本当の『仲間』になるための準備をしてきましょう。
また、そのためには人事担当者に求めれるのは効果的な新入社員研修を行うことです。
特に内製で新入社員を行う企業では講師も自分で行う人事の方もいると思います。そんな人事担当者必見のセミナーがこちらです。
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